ややこしすぎて考えるの放棄したかったけど、

最近、自分後者なのかもって思った。

（考えるの放棄したくなってる時点で後者だったのかも。）

「頭真っ白になる」っていうキーワードが結構、ピンときた。

たしかに私、人と話してても、理解できてないときある。

ポカーンってなってわけわかんなくなって、

とりあえず愛想笑いでやりすごしたり、

話についていけなくなった瞬間、

別のこと考え始めたりして、

全然話聞けてないことが度々ある。

対人だけでなく、本読んでるときでさえも、

頭真っ白発動して、文字だけ目で追ってたり、

別のこと考えてたりする。

あと、出かける準備してるときに、

おかあさんに「あれもった？これもった？」

って声かけられたりすると、

自分がやろうとしてたことわかんなくなっちゃって、

「もー！はなしかけないでよ！！」ってぷりぷりしながら、

自分の部屋の鏡の前からやり直し。

で、結局思い出せなくて、忘れ物する。

そして、お母さんから「忘れんぼう」のレッテル貼られて、

ますます口うるさくなるという悪循環。

うーん。あー。昔、思ってたなぁ。

私のこと信じてよー。って。

私頭の中ゆっくりなんだよー。

待っててよー。

同時にたくさんのこと意識できないんだよー。

信じて待っててよー。

そしたら、わたし、ちゃんとできるから。

後者だな。私。

スイッチがあるっているのも、よくわかる。

本気出すとき、頭が切り替わるの分かるもん。

てか、意図的に切り替えて、心してかかるもん。

で、終わったらプシューって抜ける。

あと、興味のないものにスイッチ入れることはできない。

後者よね。私。

私、あまり勉強好きじゃないけど、

授業だけで理解できる科目は、

勉強しなくても成績高かった。

勉強の仕方教えてくれって言われたけど、

勉強してないから、わかんなかった。

たぶん、その教科は「興味」とか「楽しい」とか

感情だけで身についてたのかも。

逆に、興味のない科目は全然無理。

最終的に受験科目から捨てた。

でも、数学だけは捨てられないので、

最後の1年は、得意科目すら捨てて、全力で数学頑張ったら、

そこそこ戦えるくらいの成績には成長した。

結果、受験は大人たちの想定以上の結果が出せたようで、

先生も親も喜んでいた。

周囲の大人的には、私は得意科目の授業を捨ててるから、

もうその科目は受験対象外になったものと思われていたらしい。

だから志望校を諦めたんだと思われていたようだ。

逆に、私の妹は、コツコツ全科目の勉強頑張るタイプ。

得意科目は私と逆。

全科目成績良好だったが、私の得意科目については、

私の方が上だった。

妹みたいな、全科目コツコツ伸ばせるのが、前者で、

私のように、特定の分野のみ突出するのが後者。

だとするとだ。

一番混乱を招いている、前者が"できる人"、とか、後者が"できない人"

みたいな解釈が生まれてしまうのは、

受験のような"競争"においては、全教科成績良好な方が有利だったからなんじゃないか。

だってそうだろう。

"東大"に入る為には全科目できなきゃだめなんだ。

（※あくまで一般入試における競争の話。）

勉強なんかそっちのけ！自分の好きなことまっしぐら！！で振り切ることができれば、

それはそれで、スポーツ推薦とかで名門に入学とかもできるだろう。

これはきっとスーパー後者。

得意科目の成績は突出しているが、その他の科目はそうでもない。

そのまま得意科目を極めるのが後者。

だけど、受験においては受験科目の総合点を見られるため、

後者のままでいては不利。

そこで、後者なのに、前者みたいに全教科頑張って伸ばそうとして、

結局どっちつかずになって、全教科共倒れになったり、

バテるのが、前者ぶった後者。

この解釈であってるなら、

後者は、自分の得意なもの、興味のあるものを核にすれば、

たとえ苦手なものでも、自分の得意分野と結びついた瞬間、

無敵になれる力を秘めてる気がする。

私は国語が得意で、英語がいまいちだった。

文法覚え切れないよー、熟語ややこしいよー、って。

でも、あるとき、英語をただ読んでみたの。

本を読むみたいに。

そしたら、なんか理解できちゃった。

アレー読めるぞー。って。

そのとき、英語への苦手意識がぶっ壊れて、

本を読みながら、わかんないところの表現を調べたりしてたら、

一番下のクラスから、上から2番目のクラスまでノンストップであがった。

中間とか期末のテストごとに、クラス内で成績が良い数人が

上のクラスに上がるシステムだったのだけど、

その1年で4回しかクラス替えのチャンスがないので、

一番下のクラススタートでは、最大でも上から2番目までしかいけなかった。

一番上のクラスには到達できなかったけれど、

それでも、ずっと一番下と下から二番目を行き来していた私には、

ものすごい快挙だった。

このときの英語に対する意識は「面白ーい」だった。

私は本を読むのが好きだったので、それと英語がリンクした瞬間、

英語が自分の領域内に含まれたって感じかな。

幼い頃からテストだ受験だとかで、

総合点の点数で成績の順位付けをされてしまったから、

後者は劣等感が強い。できないって思い込んでる。

でも、できるできないじゃなくて、あり方の違いというだけなんだ。

たまたま、日本の教育システムが、総合点が高いものが優れているという

評価基準だっただけ。

で。

もう、お受験は終わっている。

自分がどう生きていこうが、誰にも文句は付けられない。

だって人生には解答がないから、点数が付けられない。

×も○も付けられない。

だから、それぞれの人が、それぞれの価値観で、

勝手に○とか×とかつけてくることもある。

芸術と同じ。

ピカソの絵に心動かされる人もいれば、

ピカソの絵は理解できないと感じる人もいる。

私の生き方に好意的な人もいれば、

私の生き方に否定的な人もいる。

当たり前だ。

模範解答ないんだもん。

×も○もないのだ。

では、他人の×や○に合わせて生きたら、

どうなる？

あっちだよ。こっちだよ。

矢印だらけで、どっちに行ったらいいのか分からない。

誰の声に従えばいいんだろう。

誰の声に従えばいいんだ？

自分は誰の声を採用して人生を作るの？

お母さん？お父さん？先生？尊敬する人？

もう模範解答はないんだ。

ならばなぜ、他人に従う必要がある？

私が私のまま生きてはいけないの？

そんなことはない。

自分の生きたいように生きればいいのだ。

人はあらゆる物や人に

意味を見出そうとする。

これは我々の時代にはびこる病気だ。

-　パブロ・ピカソ　-

お母さんは、妹をよく褒めた。

私は、何でできないのと言われる。

「これ」はできるのに、なんで「あれ」はできないの。

お母さん。

私は「これ」ができちゃう人。

でも、それと同じように「あれ」はできない。

私は「これ」ができちゃうだけだから。

お母さん。

「あれ」もできる私が良かった？

お母さん。

「あれ」ができる他の子ばかり見ないで。

お母さん。

「あれ」ができない私でごめんね。

「これ」しかできなくてごめんね。

お母さん。

「あれ」も頑張ってみたけど、、疲れちゃった。

お母さん。

私、動けなくなっちゃった。

「あれ」も「これ」もできなくなっちゃった。

お母さん。

お母さん。

私、やっぱり「これ」でいくよ。

「あれ」は私じゃない。

「これ」が私だから。

私は対象を見えるようにではなく、

私が思うように描くのだ。

-　パブロ・ピカソ　-

日々